2024年最新!楽天市場で自社商品が転売されている⁉実行すべき転売対策とは
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楽天市場で自社商品を販売している企業にとって、転売問題は無視できない課題でしょう。
転売業者によって商品の価値やブランドイメージが損なわれるだけでなく、正規ルートでの売上にも悪影響を及ぼします。
そこで本記事では、楽天市場での転売の現状やそれによる悪影響、さらには具体的な転売対策について詳しく解説します。
楽天市場での健全な販売環境を保つためにも、これらの対策をしっかりと理解しておきましょう。
この記事の監修者
●監修者名
半田 悟朗(ハンダ ゴロウ)
●経歴
大手バイク用品店でECモール及びMD責任者を歴任。現在は株式会社MinatoでECコンサルタントを務める。
●コンサルタントについて
Minatoでは、主要3モール(Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピング)にて運用代行プランのECコンサルタントを担当。
ECの実務だけではなく、店舗開設から受注システムの導入など顧客の困りごとを総合的にサポートしている。過去に、飲食店の店舗開発や物流の最適化などの経験があるため、ECモールだけにこだわらない戦略設計で顧客の成果最大化を支援し活躍中。
INDEX
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楽天市場は転売が多いため対策が必要
楽天市場は多くの消費者が利用する大手ECモールである一方、転売業者による不正な商品販売が問題となっていることも事実です。
特に人気商品の場合、転売業者に目をつけられる可能性が高く、迅速な対応が求められるでしょう。
以下では、楽天市場における転売の現状と対策の必要性について詳しく説明します。
楽天では悪質な店舗ではフリマサイト等で購入した商品を新品として売る悪質な店舗も存在します。
また、卸をしていないメーカーに関してはメーカーサイトでセールなどのタイミングで購入し、
楽天で転売するケースも見受けられます。
楽天自体は転売が禁止されている商品もある
転売が禁止されている商品リスト
- 預貯金または証券の口座、預貯金通帳、クレジットカード、キャッシュカード、ローンカード
- 航空会社のマイレージ、その他各種ポイントカード、会員証
- 航空券、乗車券、入場券
- サンプル盤、デモ盤として貸与されているCD、DVD、ソフト
- 企業が販促のために頒布しているポスター、パンフレット、看板
- 開通済みの携帯電話、PHS、ポケットベル
- お買いものパンダグッズ等の当社ノベルティ商品
- メーカーが転売禁止を公表している商品かつ流通経路がメーカー直販のみの商品であり、一度メーカーが一般消費者向けに販売した商品
引用:[規約・ガイドライン] 取扱禁止商材・禁止行為ガイドライン
楽天市場では、公式に転売が禁止されている商品も存在します。
例えば、著作権が関連する商品や限定品など、転売が発覚した場合には出品停止などの措置が取られることもあります。
しかし、全ての商品が対象ではないため、転売業者の活動が完全に抑制されるわけではありません。
企業側としても、自社商品が不正に販売されていないか、常にチェックを怠らないことが重要です。
楽天市場で転売されることによる悪影響
転売が自社に与える影響は多岐にわたります。ここでは、楽天市場で転売されることによる具体的な悪影響を説明します。
- 公式ショップの売上が転売業者に流れる
- 表示順位が転売業者の方が上になる可能性がある
- ブランドイメージが悪くなる
転売店の商品はレビューをみると悪い評価が比較的多く見受けられます。
楽天ではレビューを見て購入するユーザーが多い為、そのメーカーの商品の購入検討を見送るケースもあります。
ブランドイメージを守るためにも、転売対策は重要な施策です。
公式ショップの売上が転売業者に流れる
転売業者が商品を大量に購入し、高額で再販することで、公式ショップからの売上が転売業者に流れてしまうことがあります。
これにより、企業は正規の価格で販売できず、利益の減少につながるでしょう。
また、消費者が高額な転売品を購入することで、公式ショップの価格設定にも悪影響が出る可能性があります。
表示順位が転売業者の方が上になる可能性がある
楽天市場では、商品の表示順位が検索結果に大きく影響します。
転売業者がSEO対策や広告費を多く投入することで、公式ショップよりも上位に表示されることがあるため、消費者が公式ショップよりも転売業者を選んでしまう可能性があります。
ブランドイメージが悪くなる
転売業者が提供する商品は、品質やアフターサポートが公式ショップと異なる場合が多く、消費者の満足度が低下するリスクがあります。
このような状況が続くと、消費者はブランド全体に対して不信感を抱き、結果的にブランドイメージが悪化することにつながるでしょう。
楽天市場で転売されたときの対策
楽天市場での転売に対しては、迅速かつ効果的な対策が求められます。
ここでは、具体的な対策を箇条書きで説明し、それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。
- 出品取り下げの連絡をする
- プロに相談する
- 広告配信など対応できていないことを実施する
- 商品のアイキャッチの改善をして転売業者より魅力的にする
出品取り下げの連絡をする事が一番効果のある対策になりますが、
転売パトロール・送信文の作成などモールの規約や仕様の知見が必要になります。
転売対策に困った場合はプロに相談することも検討してみてください。
出品取り下げの連絡をする
転売業者の出品が確認された場合、楽天市場に出店している転売業者に対して出品取り下げを依頼することが可能です。
公式に転売が禁止されている商品であれば、転売業者も何かしらの対応を取らなくてはなりません。
定期的に楽天市場をチェックし、転売品がないか確認することが大切です。
プロに相談する
転売対策に関しては、専門家やコンサルタントに相談することも一つの方法です。
MinatoのようなEC支援企業は転売の監視や法的な対応、SEO対策の強化など、さまざまな手段で企業をサポートしてくれるでしょう。
一方で、転売対策サービスを提供していない場合があるため、注意しましょう。
広告配信など対応できていないことを実施する
転売業者が公式ショップよりも上位に表示される原因は、広告配信などを有効に活用していないことが考えられます。
楽天市場では、広告機能を使って自社商品の露出を高めることができるので、適切なタイミングで広告を配信し、転売業者を上回る対策を講じることが重要です。
商品のアイキャッチの改善をして転売業者より魅力的にする
商品ページのアイキャッチや説明文を改善し、転売業者のページよりも魅力的に見せることで、消費者が公式ショップを選びやすくなります。
特に、商品の特徴や付加価値を明確に打ち出すことで、転売品との差別化が図れるでしょう。
Minatoが提案する転売対策プラン
Minatoは、転売対策についてAmazonや楽天以外にYahoo!ショッピングやQoo10など、幅広いECモールに対応しています。
そのうえで、当社では以下2つのプランをご提案しているため、必要に応じてプランをお選びください。
転売対策全力支援プラン
- 料金:初期費用20万円/月額費用:40万円
- 契約期間:6カ月
- 転売商品パトロール:実施
- 対策結果レポーティング:月2回
- 定例MTG:月1回
- 基本転売対策:週1回
- モール担当者経由での取下通告:
- 商品ページ内での転売商品注意喚起:
- 不正転売店舗詳細情報開示:
転売対策カスタマイズプラン
- 料金:初期費用20万円/月額費用:都度見積もり
- 契約期間:6カ月
- 転売商品パトロール:実施
- 対策結果レポーティング:月1回~
- 定例MTG:月1回
- 基本転売対策:都度見積もり
- モール担当者経由での取下通告:都度見積もり
- 商品ページ内での転売商品注意喚起:都度見積もり
- 不正転売店舗詳細情報開示:都度見積もり
楽天市場で売上を伸ばしたい場合はまずは転売対策から実施しよう
楽天市場における転売問題は、企業にとって深刻な課題です。
転売業者によって売上やブランドイメージが悪化するリスクを避けるためには、定期的な監視と対策が欠かせません。
楽天市場では、転売業者に対して出品取り下げの連絡や、プロに相談することが有効です。
また、広告配信やアイキャッチの改善を通じて、自社商品の魅力を高め、消費者が公式ショップを選ぶような工夫も重要でしょう。
転売対策を徹底することで、健全な販売環境を守り、顧客との信頼を深めることができるでしょう。
Minatoでは、企業の売上に大きく影響する転売対策を行っております。
実績豊富なコンサルタントが、出品取り下げ代行や転売業者に負けない施策の提案および実行をいたしますので、お気軽にご相談ください!