遂に楽天でAI画像加工が可能に!商品画像加工支援AIの概要とメリットを徹底解説
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商品画像加工支援AIは、RMSで使用できる画像の背景をAIが自動で生成してくれる機能です。
物撮りの手間やコストがかかり、何とかしたいという方には朗報と言えるのではないでしょうか?
本記事では、商品画像加工支援AIの概要や使用方法、メリットやデメリットについて解説します。
INDEX
商品画像加工支援AIとは
商品画像加工支援AIとは、その名の通りAIで画像加工を支援してくれるRMSに追加されたツールです。
内容としては、商品画像の背景をAIで自動で変更できる機能であり、物撮りなどの手間を減らし業務効率化に繋げられます。
AIによる画像生成は外部ツールを使用すればできますが、ページを行ったり来たりする手間があるため、RMS上で作成できることでスムーズに進められることも魅力といえるでしょう。
商品画像加工支援AIの利用手順
商品画像加工支援AIの利用手順は以下の通りです。
1.店舗設定から画像・動画登録を選ぶ
画像引用:RMS
2.画像生成の画像をAIで加工ボタンをクリック
画像引用:RMS
3.画像をアップロード
画像引用:RMS
4.背景のシーンを選択
利用シーンから選ぶ
- 室内背景
- 屋外背景
背景テーマから選ぶ
- ギフト背景
- 木目背景
5.画像を加工ボタンをクリックして完了
商品画像加工支援AIのメリット
商品画像加工支援AIを使用するメリットとして、以下が挙げられます。
- 商品の画像素材があれば背景を自動で作成できる
- 背景素材を合成する手間が無くなる
- プロンプトを組まずに簡単に背景を作れる
商品の画像素材があれば背景を自動で作成できる
画像引用:店舗運用Navi
商品のみ写っていて、背景がほぼ単色の画像を用意するだけで、背景を自動で作成できます。
上画像は、楽天市場公式が推奨する画像で以下のように推奨条件を示しています。
- 商品が1点のみ写っている画像
- 商品の全体が写っていて、商品が見切れていない画像
- 商品の周囲に十分な余白がある画像
- 商品に文字などの要素が重なっていない画像
画像引用:店舗運用Navi
AI認識が難しい例としては、2点以上の商品や商品が見切れている写真は認識されないため注意しましょう。
背景素材を合成する手間が無くなる
AIを使わず、背景を合成する場合は商品画像を白抜き(素材だけにして背景は透過している状態)にして背景を合成する手間がありました。
しかし、AIを活用することによりこの手間が無くなり、商品登録もスムーズになることがメリットです。
画像制作の手間が課題という方は、一度試してみましょう。
プロンプトを組まずに簡単に背景を作れる
一般的に生成AIを使用する場合、プロンプトというAIへの命令文を作成しないと画像を作れません。
楽天のRMSの商品画像加工支援AIは、画像をアップロードして利用シーンか背景テーマで選べばよいので非常に簡単に操作できます。
商品画像加工支援AIの注意点
商品画像加工支援AIは、商品画像の作成や商品登録をスムーズにするため、非常に便利ですが注意点もあります。
以下の流れで紹介するので、参考にしてみてください。
- 使用回数に制限がある
- 加工できる画像の条件がある
- 商品画像登録ガイドラインに準拠して製作
使用回数に制限がある
RMSで使用できる、商品画像加工支援AIは現在ベータ版であることから使用回数に制限があります。
そのため、一気に作業を進めたくても制限にあたってしまう可能性があるので、注意しながら使用しましょう。
ベータ版ではなく、正式リリースがスタートしたらこのデメリットは改善する可能性があるので、続報があり次第お伝えします。
加工できる画像の条件がある
先に述べた通り、加工できる画像とできない画像があるため、注意が必要です。
条件にあった画像をアップロードしないと、適切に背景が生成されない可能性があるため条件に沿った画像を使用しましょう。
フリーのウェブソフトで、画像の背景透過は可能なので既存画像で用意が難しい方は探してみることをおすすめします。
商品画像登録ガイドラインに準拠して製作
楽天には、商品画像登録ガイドラインがあり、楽天のAIツールを使用しても必ずしもガイドラインに準拠した画像になるわけではありません。
今回のAIツールの実装により、写真背景の定義に「商品と背景が一緒に撮影されているように判断される自然な合成画像」という項目が追加されました。
AI加工した結果、自然ではない画像ができ上がった場合は再生成をしましょう。
まとめ
商品画像加工支援AIは、画像加工を一瞬で完了する優れものですが、AI生成は発展途上の段階であるため必ずしも一回で理想の背景が生成されるわけではありません。
また、条件に合った画像を集めることにも時間がかかるため、使用前に入念に準備をしてから操作をしましょう。
Minatoでは、商品画像加工支援AIのような最新機能の情報をいち早くキャッチして、お客様の支援に活かせるようなオペレーションを取っております。
ECに関するお悩みがあれば、遠慮なくご相談ください。