楽天のRPP広告とは?設定方法や効果的に運用するポイント・おすすめ運用代行業者を解説!

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楽天のRPP広告を運用したいけど、何から始めるべきか悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

楽天のRPP広告を効率よく運用することで、検索結果のページ内における商品の露出度が高まり、マーケティング戦略次第で売上アップに直結しやすくなります。

本記事では、楽天のRPP広告の設定方法や効果を出すためのポイントを解説します。

運用のポイントやおすすめ代行業者も解説しますので、ぜひ参考にしてください。

楽天のRPP広告とは?概要や他の広告との違いを解説

楽天のRPP広告とは?概要や他の広告との違いを解説

楽天のRPP広告(Rakuten Promotion Platform)は、ユーザーが検索したキーワードに応じて表示される検索連動型広告です。

楽天のRPP広告について、以下の内容をそれぞれ解説します。

  • RPP広告の仕組み
  • RPP広告が表示される場所
  • 他の楽天広告との違い

楽天のRPP広告の特徴を知っておくことで、運用のイメージを浮かべやすくなります。

RPP広告の仕組み

楽天のRPP広告は、ユーザーの検索キーワードとの関連性に基づいて商品が表示されるクリック連動型広告の一種です。

リスティング広告に近いイメージで、キーワードの設定やモール内におけるSEO対策を行うことで、商品の知名度や売上アップの拡大に繋がる可能性もグッと上がります。

RPP広告が表示される場所

楽天のRPP広告は、特定のキーワードで検索したときの上位3〜5枠に表示されます。

PCの場合は上位3枠、スマホの場合は上位5枠が広告掲載箇所として用意されており、掲載される商品にはいずれも「PR」というマークがつきます。

RPP広告は検索結果だけでなく、ジャンルからの流入ページや、トップページから階層を下ったページにも表示されるため、商品の露出度を大幅に高めることが可能です。

他の楽天広告との違い

楽天のRPP広告は、類似用語のRMP広告やクーポンアドバンス広告と混同されがちです。

それぞれの広告における特徴の違いをチェックしましょう。

RMP広告との違い

RMP(Rakuten Marketing Platform navi)広告は、楽天市場内に出店していない企業が出稿できる広告です。

楽天市場へ商品を出品している方が掲載するRPP広告とは異なり、RMP広告は楽天市場内における自社商品の可能性を見出したい企業やブランドの担当者によって出稿されます。

クーポンアドバンス広告との違い

クーポンアドバンス広告は、商品ごとに楽天の運営側によって購入意欲が高いと選定されたユーザーに対してクーポンが表示される仕組みです。

RPP広告がユーザーの検索キーワードに応じて広告が掲載されるのに対して、クーポンアドバンス広告はユーザーごとの購入履歴や興味関心をもとに表示されます。

楽天のRPP広告における設定手順

楽天のRPP広告における設定手順

楽天のRPP広告における設定手順は、以下の通りです。

  1. RMSトップから「キャンペーン」ボタンをクリックする
  2. 検索連動型広告(RPP)をクリックする
  3. キャンペーンを設定する
  4. 商品・キーワードを設定する
  5. 除外商品を設定する

それぞれのステップにおいて行うべきアクションも解説します。

RMSトップから「キャンペーン」ボタンをクリックする

まずは、楽天アカウントにおけるRMS(Rakuten Merchant Server)から広告のキャンペーンを用意します。

RMSとは、楽天市場での店舗運営を円滑に行うにあたって欠かせない店舗運営ツールです。

RMSにログイン後、画面左側に表示されるナビゲーションから広告(プロモーションメニュー)画面を開きましょう。

検索連動型広告(RPP)をクリックする

広告(プロモーションメニュー)画面を開いたら、次は検索連動型広告(RPP)をクリックします。

広告(プロモーションメニュー)画面では、以下6つの広告を選択できます。

  • 検索連動型広告(RPP)
  • 楽天市場広告
  • 特別大型企画 目玉商材のエントリー
  • 効果保証型広告
  • 実用型クーポン広告(クーポンアドバンス広告)
  • ターゲティングディスプレイ広告(TDA)

それぞれの広告における特徴やメリットについては、以下記事を参考にしてください。

キャンペーンを設定する

検索連動型広告(RPP)をクリックしたら、次はキャンペーンの設定を行います。

キャンペーンの作成にあたり、以下の事項を設定しましょう。

  • キャンペーン名
  • ステータス
  • 継続月予算
  • CPC(クリック単価)

月の予算やCPCは後から変更可能なので、低予算から運用を始めたい方は最低価格である10円からの設定がおすすめです。

商品・キーワードを設定する

キャンペーンの設定が完了したら、次は広告を掲載する商品およびキーワードを設定します。

商品との関連性を考慮しつつ、よりユーザーの検索回数が多いキーワードを選んで広告へ盛り込みましょう。

除外商品を設定する

商品・キーワードを設定したら、最後に「除外商品」タブから除外商品の設定を行います。

除外商品とは「RPP広告の出稿対象としない商品」を指し、設定を行わないと公開している全ての商品が掲載対象となってしまいます。

除外商品の設定が完了したら、キャンペーンを有効にして広告の公開が完了となります。

楽天のRPP広告運用で効果を出すためのポイント

楽天のRPP広告運用で効果を出すためのポイント

楽天のRPP広告運用で効果を出すためのポイントは、以下の通りです。

  • R-Karte(アールカルテ)を活用する
  • 商品のペルソナを明確化する
  • 商品ごとにCPC設定を細かく行う
  • パフォーマンスレポートを活用する

それぞれのポイントや用語について解説しますので、しっかり目を通しておきましょう。

R-Karte(アールカルテ)を活用する

楽天のRPP広告運用で効果を出すためには、R-Karte(アールカルテ)の活用が欠かせません。

R-Karteは、楽天に備わっているレポート確認・データ分析ツールです。

R-Karteを活用すると、広告へのアクセス数や商品別検索キーワードのほか、ページごとの転換率や顧客単価など幅広い項目を確認できます。

商品のペルソナを明確化する

楽天のRPP広告を設定する前に、商品のペルソナ(主なターゲットユーザー)を明確にしましょう。

まずは商品を誰に向けて売るのか考えたうえで、ターゲットにより刺さりやすい商品画像や文章を用意し、広告を作り込むことがポイントです。

商品ごとにCPC設定を細かく行う

楽天のRPP広告を運用するときは、掲載対象となっている商品ごとにCPC設定を細かく行いましょう。

商品ごとの売上やターゲットユーザーの幅広さに応じてCPCを設定することで、将来へ向けた投資として広告運用費を準備する際の優先順位が見えてきます。

パフォーマンスレポートを活用する

楽天のRPP広告は、一度掲載して終わりではありません。パフォーマンスレポートを活用することで、広告の効果や売上の推移を可視化できます。

パフォーマンスレポートを活用して、広告を出稿した全商品のクリック数や単価・成果件数を比較し、アカウントの運用体制や商品・サービスの継続的改善に繋げましょう。

当メディアおすすめの楽天RPP広告運用代行業者5選

当メディアおすすめの楽天RPP広告運用代行業者5選

当メディアがおすすめする、楽天RPP広告運用代行業者を5社紹介します。

会社名料金(月額)サービス内容
Minatoフルパッケージ:都度見積(初期準備費用:都度見積)
ノウハウ提供プラン:20万円~(初期準備費用:別途20万円~)
運用代行プラン:15万円~(初期準備費用:別途15万円~)
広告運用代行:運用費の20%
出店支援
商品名最適化
広告運用
商品ページ改修
バナー・画像制作
イベント対応・商品画像入替
商品登録・在庫切れアラート業務
ECモール内の競合分析・ 商品調査
改善提案資料作成
高品質レポート提供
コンサルティング
しるし株式会社要問合せ売上/利益目標設定(シミュレーション)、戦略立案
ページ制作
販促運用(広告運用含む)
転売/値崩れ/レビュー対策
データ分析ダッシュボード提供(特許申請中
YUGETA ECコンサルティング株式会社要問合せ広告運用
アカウント診断
販促活動
ブランド・商品ページ作成
コンサルティング
データ分析
NE株式会社月額6万円~制作・リニューアル
商品登録代行サービス
受注処理・カスタマー代行サービス
運営代行
アイテムマッチ広告運用代行
Amazon広告運用代行
Amazonコンサル
Amazonコンサル出店サポート
出店コンサル
株式会社いつも要問合せ商品開発
販売拡大
コンサルティング
データ分析
広告運用
診断サービス

Minato

画像引用:https://minato-inc.com/

会社名株式会社Minato
代表者山﨑雄太
所在地東京都港区西新橋2-19-5カザマビル5階
料金(月額)フルパッケージ:都度見積(初期準備費用:都度見積)
ノウハウ提供プラン:20万円~(初期準備費用:別途20万円~)
運用代行プラン:15万円~(初期準備費用:別途15万円~)
広告運用代行:運用費の20%
サービス内容出店支援
商品名最適化
広告運用
商品ページ改修
バナー・画像制作
イベント対応・商品画像入替
商品登録・在庫切れアラート業務
ECモール内の競合分析・ 商品調査
改善提案資料作成
URLhttps://minato-inc.com/

東京都港区に本社を置く株式会社Minatoは、楽天をはじめとする多くのECサイト支援に強みを持つマーケティング会社です。

楽天のRPP広告はもちろん、Amazon、Yahoo!ショッピング、Qoo10などの複数モールにおける広告運用やアカウント立ち上げ支援、コンサル業務など幅広いサービスを展開しています。

自社商品やサービスにおける競合優位性の分析に特化しており、ライバル製品との差別化へ向けて現状のヒアリングから売上アップへ向けた戦略・戦術を提案してくれます。

自社ECサイトの支援や商品ページ、広告の作成といった業務にも対応可能なので、自社で抱えている悩みに応じてお気軽にご相談ください。

しるし株式会社

しるし株式会社

画像引用:https://shirushi-bxo.com/

会社名しるし株式会社
代表者下田 陽志郎
所在地東京都渋谷区恵比寿4-20-3恵比寿ガーデンプレイスタワー27F
料金(月額)要問合せ
サービス内容売上/利益目標設定(シミュレーション)、戦略立案
ページ制作
販促運用(広告運用含む)
転売/値崩れ/レビュー対策
データ分析ダッシュボード提供(特許申請中)
URLhttps://shirushi-bxo.com/

東京都渋谷区に本社を置くしるし株式会社は、総合的なECモール支援をおこなう会社です。

購買データの分析やデジタルマーケティングにも強みを持つため、ECサイトの立ち上げから長期的な目標へ向かって販促活動を行いたい方におすすめです。

データ分析ダッシュボードという特許申請中の自社サービスもあるため、興味がある方は公式サイトをチェックしましょう。

YUGETA ECコンサルティング株式会社

YUGETA ECコンサルティング株式会社

画像引用:https://www.ecconsulting.tokyo/

会社名株式会社YUGETA ECコンサルティング
代表者弓気田 耕介
所在地東京都新宿区西新宿六丁目15番1セントラルパークタワー・ラ・トゥール新宿 403
料金(月額)要問合せ
サービス内容広告運用
アカウント診断
販促活動
ブランド・商品ページ作成
コンサルティング
データ分析
URLhttps://www.ecconsulting.tokyo/

東京都新宿に本社を置く株式会社YUGETA ECコンサルティングは、ECモールのコンサルティングをメイン事業とする会社です。

楽天市場出身のコンサルタントを中心にECサイト関連業務に精通したスタッフが揃っているため、RPP広告の作成から運用における様々な悩みを相談できます。

商品ページやLPの作成代行も承っているので、マーケティング関連のサポートを受けたい方にもおすすめな企業です。

NE株式会社

NE株式会社

画像引用:https://hamee-consulting.co.jp/

会社名NE株式会社
代表者比護 則良鈴木 淳也
所在地神奈川県小田原市栄町1-6-4 勝俣組ビル6階
料金(月額)月額6万円~
サービス内容制作・リニューアル
商品登録代行サービス
受注処理・カスタマー代行サービス
運営代行
アイテムマッチ広告運用代行
Amazon広告運用代行
Amazonコンサル
Amazonコンサル出店サポート
出店コンサル
URLhttps://hamee-consulting.co.jp/

神奈川県小田原市に本社を置くNE株式会社は、ECモール支援を提供している会社です。

楽天広告の運用代行はもちろん、EC支援プラットフォームの提供やコンサルティングサービスも行っているので、ECサイト運用における幅広い課題へのアプローチに強みを持っています。

制作関連の相談もできるため、いずれ自社のECサイトを運用したい方にもおすすめです。

株式会社いつも

株式会社いつも

画像引用:https://itsumo365.co.jp/service/amazon/

会社名株式会社いつも
代表者坂本 守
所在地東京都千代田区有楽町1-13-2 第一生命日比谷ファースト21階
料金(月額)要問合せ
サービス内容商品開発
販売拡大
コンサルティング
データ分析
広告運用
診断サービス
URLhttps://itsumo365.co.jp/service/amazon/

東京都千代田区に本社を置く株式会社いつもは、楽天やAmazonなど大手ECモールの運営に特化した総合EC支援企業です。

楽天やAmazon、Yahoo!ショッピングの支援に強みを持ち、複数のECモールの運営を通した商品の売上アップ施策も提案してもらえます。

物流や在庫管理といった業務にも対応可能なので、自社で抱える悩みに応じて相談を行いましょう。

楽天広告運用代行業者を比較するときのポイント

楽天広告運用代行業者を比較するときのポイント

楽天広告運用代行業者を比較するときは、以下3つのポイントを押さえておきましょう。

  • 料金の妥当性をチェックする
  • プランの豊富さや業務の対応範囲を確認する
  • 楽天のRPP広告運用事例があるかヒアリングする

それぞれのポイントを具体的に解説します。

料金の妥当性をチェックする

楽天の広告運用代行業者を比較する際、まず複数の業者へ見積もりを依頼しましょう。

複数の業者から提示された見積もり金額を比較することで、料金の妥当性をチェックできます。

プランの豊富さや業務の対応範囲を確認する

プランごとの内容や対応業務の幅広さも、楽天の広告運用代行業者を選ぶうえで欠かせないポイントです。

広告運用の代行だけでなく、楽天特化のコンサルティングサービスを提供している業者もあるので、自社の現状や予算に応じて適切な一社を選びましょう。

楽天のRPP広告運用事例があるかヒアリングする

広告運用代行業者選びに迷ったら、楽天における具体的な実績があるかヒアリングしましょう。

まずは業者ごとの公式サイトにアクセスし、楽天モールにおける広告運用の支援事例が可視化されているかチェックするのがポイントです。

気になる事例を見つけたら、問い合わせの際に担当者へ詳細内容を聞いてみましょう。

楽天のRPP広告に関してよくある質問

楽天のRPP広告に関してよくある質問

最後に、楽天のRPP広告に関してよくある質問へ回答します。

本文で触れられていない内容についてもチェックしておきましょう。

RPP広告とCPC広告は何が違うのですか?

回答:それぞれ仕組みが異なります。RPP広告は広告によって発生した販売成果に基づいて課金されるのに対して、CPC広告(Cost per Click広告)は、広告がクリックされるごとに課金されます。

RPP広告は全ての商品が対象となる?

回答:RPP広告は基本的に全商品が対象になるので、広告を掲載したくない商品は除外商品として手動で設定する必要があります。

RPP広告が表示されているかチェックする方法はある?

回答:RMSトップからRPP広告の設定画面を開き、「当月予算と実績」で予算の消化状況を確認することで、広告の表示状況を確認できます。

まとめ

楽天のRPP広告の特徴や設定手順、おすすめ運用代行業者について解説しました。

RPP広告の作成や運用代行を依頼したい方は、複数の企業へ問い合わせを行いつつ、料金の妥当性やサービス内容の豊富さなど幅広いポイントを比較しましょう。

Minatoには、楽天出身のマーケターをはじめECサイトに関する豊富な知見を持つスタッフが多数在籍しています。

広告作成や運用代行といった業務はもちろん、コンサルティングサービスやマーケティング支援も対応可能なので、自社で抱えている悩みがある方はお気軽にご相談ください。