【法人向け】Qoo10への出店に必要な手続きまとめ|必要書類や費用についても解説!
- Qoo10
「法人としてQoo10に出店するにはどんな手続きが必要?」
「Qoo10の法人の出店手続きには何が必要か知りたい」
など、法人としてQoo10へ出店するのに準備すべき書類や必要な手続きを解説します。
法人としてQoo10へ出店するのにかかる費用や具体的な流れも解説しますので、ぜひ参考にしてください。
INDEX
Qoo10とは?ECモールの特徴や規模感を解説
Qoo10は、アメリカのネットオークションサイト『ebay』が運営する韓国発のECショッピングモールです。
会員数は2024年4月時点で2,200万人以上となっており、出店者数も2万を超えています。
販売されている商品のカテゴリはファッションやビューティ、スポーツなど多岐にわたり、若い女性を中心に近年人気を集めているサービスです。
特にモール内で3か月に1度開かれるイベント「メガ割」では、Qoo10がショップと共同で割引原資を負担し、商品の価格がセール価格からさらに20%割引されます。
Qoo10はECショッピングモール大手のAmazonや楽天と比べるとまだまだ新しいサービスですが、今後も人気が続いていくと予想されます。
Qoo10は個人の商品販売はもちろん、法人として出店することも可能です。
法人として出店する際に必要な書類・手続きについてチェックしましょう。
法人としてQoo10へ出店するのに準備しておくもの
法人としてQoo10へ出店するには、以下の書類が必要です。
- 法的身分証明証
- 販売免許情報
- 銀行口座情報
それぞれの書類における必要条件を解説します。
法的身分証明証
Qoo10への出店で求められる法的身分証明書は、個人と法人で必要書類が異なります。
個人の場合は運転免許証やパスポートがあれば問題ないですが、法人の場合は履歴事項全部証明書が必要です。
履歴事項全部証明書は、Qoo10側が法人の名称や所在地、代表者名や設立日といった情報を収集し、確認するために使用されます。
履歴事項全部証明書は3ヶ月以内に発行されたものを求められるので、事前に準備しておきましょう。
販売免許情報
取り扱う商品が以下の項目に該当する場合、販売免許情報がないとQoo10へ出店できません。
- アルコール類
- 食品
- コンタクトレンズ
- 医薬品
- 電子機器 など
法人としてQoo10へ出店を行う場合、出品する商品に応じた販売免許情報をそれぞれ取得しておき、出店時に提出する必要があります。
銀行口座情報
Qoo10へ出店登録するにあたり、法人名義の銀行口座情報も必要です。
銀行口座情報は、Qoo10側が販売代金の振込先を確認するために使用されます。
法人講座としてネットバンクを使用している場合は、以下の情報がわかるスクリーンショットを事前に用意しておきましょう。
- 銀行名
- 支店番号
- 支店名
- 口座番号
- 入金者名
他の事業と収支を分けて管理したい場合、Qoo10専用の講座を作っておくのもおすすめです。
法人としてQoo10へ出店するのに必要な手続き
法人としてQoo10へ出店するには、以下の手続きを行う必要があります。
- 出店者情報の登録
- 必要書類のアップロード
- 商品の登録
以上3つの手続き完了後、運営より7営業日以内に審査が行われ、通過すると正式に出店を行えるようになります。
それぞれの手続きにおける流れや注意点を解説します。
出店者情報の登録
法人としてQoo10へ出店者登録するにあたり、まずは以下URLへアクセスしてQoo10の会員登録を行いましょう。
https://member.qoo10.jp/pc/join/info?isSellerRegProcess=Y&ReturnUrl=https://www.qoo10.jp/gmkt.inc/
会員登録を行うには、メールアドレスおよび代表者名の登録が必要です。
企業として使っているメールアドレスと、法人代表者または事業責任者の情報を正確に入力しましょう。
必要書類のアップロード
Qoo10への会員登録が完了したら、次は法人における出店に必要な書類をアップロードします。
法人としてQoo10へ出店する場合、以下の書類を必ず用意しておきましょう。
- 法人用の通帳コピー
- 事業登録証
- 法人の履歴事項全部証明書のコピー
- 販売免許情報
- ビジネス登録証明書
- 消費税納税証明書
- 納税証明書
税関連の書類や事業登録証はお住まいの地域の管轄の税務署、履歴事項全部証明書は法務局で入手できます。
法人としてQoo10へ出店するときは、書類を入手する場所の営業時間や混雑具合も考慮したうえで、段階的に準備を進めましょう。
商品の登録
必要書類が正常にアップロードされたら、商品の登録を行います。
法人としてQoo10へ出店するのにかかる費用
法人としてQoo10へ商品を出店するには、以下の費用がかかることを押さえておきましょう。
- 商品出店にかかる費用
- 商品の販売手数料
- 商品のプロモーション費用
- 費用の振込手数料
- その他追加手数料
それぞれどれくらいの費用がかかるのか、金額の目安や計算方法も解説します。
商品出店にかかる費用
Qoo10は完全成果報酬型のため、商品の出店自体に費用はかかりません。
法人として出店した場合も、ユーザーとの取引が成立して初めて販売手数料が発生するといった仕組みです。
初期費用や月額固定費は一切無料なので、まとまった予算を確保するのが難しい場合も安心して出店できます。
商品の販売手数料
Qoo10における商品の販売手数料は、取引が成立した際にはじめて発生します。
販売手数料は商品のジャンルによってそれぞれ異なり、かかる費用は個人でも法人でも変わりません。
どのジャンルの商品でも販売手数料は最大10%と安価であり、場合によってはそれ以下まで費用を抑えることができます。
法人としての出店を考える時は、販売する商品のジャンルごとにかかる販売手数料を把握しておきましょう。
商品のプロモーション費用
Qoo10は、商品のプロモーション費用が他のモールと比べて安価に設定されています。
ジャンルも幅広く、法人としても活用しやすいのは以下4ジャンルにおけるプロモーションです。
- ページ内の商品露出でトラフィックを集めやすい「メガ割AD」
- 24時間特定の商品を数量限定で割引し販売できる「今日の特価」
- 新商品として登録された商品を中心にアピールできる「新着スタイル」
- 最も訪問者が多いトップページにバナー広告を掲載できる「Q-Specialプレミアム」
商品のプロモーション費用は24時間で最高でも20,000円と安く、最低1日100円から実施できる広告もあります。
1週間以上のプロモーションを行える広告もあるので、ブランドだけでなく企業の知名度を上げるための戦略を立てましょう。
費用の振込手数料
Qoo10では、取引1回あたり150円の売上金振込手数料が発生します。
かかる金額は取引の金額に関わらず1回あたり150円なので、顧客単位の単価が高い場合、売上金振込手数料を支払う回数が減るといった仕組みです。
その他追加手数料
Qoo10では販売手数料や振込手数料のほか、上記の費用が追加手数料として発生します。
法人口座の登録を国外で行った場合や、海外のECサイトから商品の仕入れを行った場合、発生する追加手数料がどれくらいになるか予め把握しておきましょう。
Qoo10への出店でよくある質問
最後に、法人のQoo10への出店に関するよくある質問に回答します。
本記事のおさらいを行いつつ、まだ解決しきれていない部分の参考にしてみてください。
Qoo10への出店難易度は高い?
回答:Qoo10の出店審査は、一般的にほかのECモールと比べてゆるいといわれています。 法人でも必要な書類を不備なく提出した場合、審査に落ちる可能性は限りなく低いと考えて問題はありません。
Qoo10への出店手続きは個人と法人で異なる?
回答:個人の場合は本人確認書類提出時にパスポート、運転免許証等顔つきの身分証明証が一つでもあればOKですが、法人の場合は履歴事項全部証明書(3カ月以内に発行されたもの)が必要です。
Qoo10は越境ECにも活用できる?
回答:Qoo10は越境ECにも活用可能なため、海外進出を考える法人様にとっても魅力的なECショッピングモールです。
個人事業主でもQoo10へ出店できる?
回答:Qoo10には、個人事業主でも出店可能です。出店後に法人化した場合、上記の書類提出が求められるので、本記事を参考に所定の手続きを行ってください。
Qoo10への出店代行を頼める業者はある?
回答:Minatoを含む多くの業者では、Qoo10をはじめAmazonやYahoo!ショッピングなど、多くのECショッピングモールへの出店代行サービスを展開しております。
まとめ
法人としてQoo10へ出店するのに必要な書類や手続き、かかる費用について解説しました。
Qoo10は他のモールに比べて出店難易度が低く、必要な書類を揃えて提出すれば法人設立直後でも審査に通りやすくなっています。
出店手数料もかからないため、商品の仕入れや販売の体制が整ったらすぐに出店することも可能です。
ある程度の売上が見込める場合や、初期投資としてまとまった予算をかけられる場合は、商品のジャンルやターゲットに応じたプロモーションにも挑戦してみましょう。
法人の出店には必要な書類も多いため、難しいと感じたらプロにコンサルを依頼するのもおすすめです。
Qoo10をはじめとする多くのECモール支援実績を持つMinatoでは、実績豊富なスタッフがモール運用や商品のプロモーション支援をおこないます。
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