アイテムマッチとは?「Yahoo! ショッピング」の広告について解説

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Yahoo!ショッピングには独自の広告枠が設置されており、アイテムマッチ式が採用されています。検索結果画面だけでなくカテゴリリストページのトップ部分にバナー式で表示されるなど、多彩な活用法があるので注目しておきましょう。

クリック数に応じて課金されるので無駄なコストがなく、最小限のコスト負担で広告を出稿したい中小事業者にも支持されています。

今回は、Yahoo!ショッピング広告におけるアイテムマッチについて解説します。利用するメリットや実際の集客効果の事例にも触れるので、ご参考にしてください。

アイテムマッチとは?

ユーザーに商品やショップの存在を認識してもらうためには、広告を活用した積極的な発信が欠かせません。Yahoo!ショッピングには下記4つの広告種別があり、アイテムマッチ広告はそのなかのひとつに位置づけされます。

・アイテムマッチ広告
・バナー広告
・PRオプション広告
・ソリューションパッケージ広告

上記の各広告は、配信方法や表示場所などが異なります。なかでもアイテムマッチ広告は、リスティング広告として活用できるのが特徴です。ユーザーが特定のキーワードで検索したとき、検索上位に自店舗の商品を表示できるので、流入の増加が期待できます。

Yahoo!ショッピングへの出店初心者でも扱いやすく、より注目度の高いPRをしたいときに活用されています。

アイテムマッチの仕組み

アイテムマッチ広告は、1クリック当たり25円からのクリック課金型広告です。どの広告が有利に表示されるかは、入札価格による影響が大きくなります。少しコストをかけてでも確実に効果を見込みたい売れ筋商品・期間限定商品・在庫の多い商品の場合、入札価格を上げておくとよいでしょう。

パソコンでYahoo!ショッピングを使っているユーザーには、上位4枠と下位6枠に表示されます。一方、スマートフォンやタブレットでYahoo!ショッピングを使っているユーザーには上位4枠と下位4枠に広告が表示される仕組みです。

ストアマッチとの違い

ストアマッチ広告とは、Yahoo!ショッピングにおける検索連動型の広告全般を指す言葉です。そのため、アイテムマッチ広告もストアマッチ広告のなかに含まれています。

ただし、ストアマッチ広告の場合、最小のクリック単価が10円に設定されているものもあります。ストアのイチオシ広告として使われるのが一般的でしたが、近年ではアイテムマッチ広告とストアマッチ広告との使い分けをせず、ほぼ同義だと考える人も増えています。

アイテムマッチを利用するメリット

アイテムマッチ広告を利用するメリットについて解説します。広告を出稿する場合、それぞれの特性や得られる利点を理解したうえで、適切な手法を選ぶことが大切です。

ほかの広告手法と比較してどのようなメリットがあるのか、探っていきましょう。

低予算で開始できる

アイテムマッチ広告は1クリック25円から出稿できるので、予算が低額でも問題ありません。月の予算に応じて配信量を変えられるので、気づかぬうちに莫大な額を請求されることもありません。

例えば、月の予算が1万円だった場合、クリック単価を25円に設定していれば400クリックされた段階で広告の配信が停止します。クリック単価を50円に設定していれば、200クリックされた段階で同様に処理されます。導入に際し初期費用がかからないこと、アカウントの開設が無料であることもメリットです。

広告費をカットできれば、商品価格に反映するコストも削減でき、ユーザーに安く商品を提供できるメリットもあります。

広告素材を用意する手間がかからない

アイテムマッチ広告は、広告費用の入金、1ヶ月もしくは1日単位での予算設定、入札設定の3ステップだけで配信できます。商品ページをそのまま出稿に利用するので、専用の写真・文章・デザインが必要ありません。

同様に、広告用の素材やランディングページを用意する手間がかからず、思い立ったその日のうちから広告配信できるのが魅力です。「依頼できるWebデザイナーやライターがいない」「ランディングページづくりができるエンジニアが不在」といった場合でも、アイテムマッチ広告は手軽に始められます。

特定商品の売上アップを図れる

アイテムマッチ広告は、自社ストア内で販売を強化したい売れ筋商品1商品から掲載できます。特定商品だけの売上アップを狙いやすく、商品数の下限もありません。「在庫が多くて困っている」「特に安く仕入れられた」など、事情のある商品だけを取り扱うことも可能です。

反対に、CSV登録をして複数の商品を一気に広告として配信するなど、ボリュームを必要に応じて設定することが可能です。予算だけでなく自社の在庫状況や販売戦略に合わせて自由な設定ができるのも、アイテムマッチ広告ならではです。

アイテムマッチを利用後の集客効果例

とあるストアが予算2万5,000円でアイテムマッチ広告を使った結果が、事例として提示されています。

【アイテムマッチ広告出稿前】
・来店数2,000人/月
・売上15万円

【アイテムマッチ広告出稿後】
・来店数3,000人/月
・売上22万5,000円

参考:アイテムマッチ | Yahoo!ショッピングの集客なら | StoreMatch(ストアマッチ)

広告出稿にかけたコストを比較しても、十分な売上につながった事例だとわかります。来店数も増えているので、今後更にリピーター獲得戦略を強化すれば、自社のファンとして定期的に訪問してもらえる可能性も高いです。

商品数や予算の額次第では更なる効果が期待できるので、自社のケースと照らし合わせながらシミュレーションしてみましょう。

アイテムマッチが表示されない原因と対策

アイテムマッチ広告は、正しく設定されていなかったり、配信停止となる条件に該当していると、意図せず表示されなくなることがあります。アイテムマッチ広告を出稿しているにもかかわらず、広告として表示されない場合の原因を解説します。

アイテムマッチ広告が表示されない原因

アイテムマッチ広告が表示されない原因は、主に下記の通りです。

・上限予算に達している
・均等配信による広告配信タイミング外になっている
・商品の在庫がない
・販売期間前の商品を登録している
・商品の画像が登録されていない
・商品カテゴリが設定されていない

予算上限に達している場合や在庫数が十分ではない場合は、当然ストアマッチ広告が配信されません。また、商品画像や商品カテゴリなどの登録漏れが原因で、広告が配信されないケースもあるので注意しましょう。

また、Yahoo!ショッピングには均等配信による広告配信タイミングが設けられており、この期間外では広告が表示されません。

アイテムマッチ広告の表示対策

アイテムマッチ広告が表示されない場合は、前項の原因をひとつずつチェックし、改善していきます。即時に反映されるとは限らないので、少し時間を置いてから再度確認してみましょう。

「出稿していると思っていたのに全く広告が表示されていなかった」などのギャップを防ぐためにも、手続き後は定期的に効果検証することが大切です。PDCAサイクルを回しながら改善ポイントを探すクセがついていれば、そもそも配信されていなかったなどの落とし穴に気づくのも早くなります。

また、PDCAサイクルを回す工数や人員も確保しておき、月次業務の一環としてスケジュールに組み込んでおくことも大切です。

まとめ

Yahoo!ショッピングのアイテムマッチ広告は初心者にも使いやすく、導入時のハードルが低いこと、低額の予算でも始められることで人気を集めました。広告素材を用意する手間がかからないので、すぐにでも広告を打って売上を拡大したいときにも最適です。

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